sue@blog ~ /posts/claude-code-telegram-channel-setup
Engineer
Business
$ cd ../ 記事一覧に戻る
Business Mode — 技術的な詳細を省略し、全体の流れと「何をすればいいか」に集中した表示です。右上のトグルでEngineerモードに切り替えられます。
$ cat post.metadata

Claude CodeをTelegramから操作する — チャンネル機能セットアップ完全ガイド

date: 2026-03-31 Claude Code Telegram Remote Development Setup Guide
PCの前にいなくても、スマホのTelegramからClaude Codeに指示を出せる。セットアップ手順をゼロから、エンジニアだけでなくビジネスサイドの方にもわかるように解説します。

📱 ひとことで言うと
Claude Codeは普段パソコンの「黒い画面(ターミナル)」から使いますが、この記事の設定をするとスマホのTelegramアプリからLINEのようにメッセージを送って操作できるようになります。移動中や会議中でも、チャットするだけでコードの質問や作業の指示ができます。

「PCの前にいなくても、スマホからClaude Codeに指示を出せたらいいのに」

開発者なら一度は感じたことがあるはずです。コードレビューの結果を電車で確認したい、外出先からデプロイの状況を聞きたい、ちょっとした修正をスマホから依頼したい。

Claude CodeのTelegramチャンネル機能を使えば、これが実現します。Telegramのチャット画面からClaude Codeに話しかけるだけで、ターミナルで操作しているのと同じように応答が返ってきます。

対象読者

そもそもClaude Codeの「チャンネル」とは

🏢 たとえるなら
Claude Codeが「社内にいる優秀なエンジニア」だとしたら、チャンネルは「そのエンジニアへの連絡手段を増やすこと」です。普段はオフィス(ターミナル)で直接話しかけますが、Telegramチャンネルを設定すると、外出先からLINEで連絡が取れるようになるイメージです。

Claude Codeは通常、ターミナル(黒い画面)から対話します。チャンネル機能は、その入り口をターミナル以外に広げる仕組みです。

通常の使い方:
ターミナル ←→ Claude Code

チャンネルを使った場合:
ターミナル ←→ Claude Code ←→ Telegram Bot
スマホのTelegramアプリ

つまり Telegram BotがClaude Codeの「窓口」として機能 します。あなたがTelegramでメッセージを送ると、BotがそれをClaude Codeに伝え、Claude Codeの返答をBot経由でTelegramに返してくれます。

何ができるのか

何ができないのか

⚠️ つまり
PCでClaude Codeを起動している間だけ、スマホから連絡できます。PCをスリープしたり閉じたりすると、Telegram側から送ったメッセージには返事が来なくなります。「PCが起動中 = 連絡可能」と覚えてください。

全体の流れ

セットアップは大きく7つのステップに分かれます。所要時間は慣れている人で5分、初めての方でも15〜20分です。

Step 1 前提ツールの準備(Bun, Telegram)
Step 2 Telegram Botの作成(BotFatherで取得)
Step 3 Claude Codeにプラグインをインストール
Step 4 Botトークンの登録
Step 5 チャンネルモードでClaude Codeを起動
Step 6 ペアリング(TelegramアカウントとBotの紐づけ)
Step 7 アクセスをロックダウン(セキュリティ設定)
📋 ざっくり言うと、やることはこの3つだけ
  1. TelegramにBotを作る(自分専用の窓口を開設)
  2. Claude CodeにBotの情報を登録する(窓口とClaude Codeをつなぐ)
  3. 自分のスマホとBotをペアリングしてロックする(自分だけが使えるようにする)

Step 1: 前提ツールの準備

1-1. Bunのインストール

🔧 Bunとは
Bunは「プログラムを動かすためのエンジン」です。車にエンジンが必要なように、Telegram連携機能にはBunが必要です。以下のコマンドをコピーしてターミナルに貼り付け、Enterキーを押すだけでインストールできます。

Telegramプラグインの実行エンジンとして Bun が必要です。BunはNode.jsの高速な代替ランタイムで、インストールは1コマンドで完了します。

macOS / Linux の場合:

Terminal
curl -fsSL https://bun.sh/install | bash

Windowsの場合:

PowerShell
powershell -c "irm bun.sh/install.ps1 | iex"

インストール後、ターミナルを再起動して以下のコマンドで確認します。

Terminal
bun --version
# 例: 1.1.38 のようにバージョン番号が表示されればOK

1-2. Telegramアプリの準備

スマートフォンに Telegram アプリをインストールしてください。

デスクトップアプリやWeb版でも動作しますが、スマホから操作するのが本来の利点なので、モバイルアプリの用意を推奨します。アカウント登録がまだの方は、電話番号認証で数分で完了します。


Step 2: Telegram Botの作成

ここが最も重要なステップです。Telegramの「BotFather」という公式Botを使って、自分専用のBotを作成します。

🤖 Botとは
Botは「自動応答してくれるチャット相手」です。LINEの公式アカウントのようなものだと思ってください。BotFatherは「Botを作ってくれるBot」で、Telegram公式が提供しています。BotFatherに話しかけて、自分のBot(窓口)を作ります。

2-1. BotFatherを開く

Telegramアプリで検索バーに @BotFather と入力し、公式アカウント(青いチェックマーク付き)を開きます。

2-2. 新しいBotを作成

BotFatherとのチャットで以下のように操作します。

Telegram チャット
# あなたが送信するメッセージ
/newbot

# BotFatherの返信:
Alright, a new bot. How are we going to call it?
Please choose a name for your bot.

# Botの表示名を入力(日本語OK、好きな名前でOK)
My Claude Code Assistant

# BotFatherの返信:
Good. Now let's choose a username for your bot.
It must end in `bot`.

# Botのユーザー名を入力(英数字+アンダースコアのみ、末尾は必ず「bot」)
my_claude_code_bot
📝 つまりやることは
  1. BotFatherに /newbot と送る
  2. Botの名前を決めて送る(日本語OK、例:「マイClaude」)
  3. Botのユーザー名を決めて送る(英語のみ、末尾は bot で終わる必要あり)

2-3. トークンを取得

Botの作成に成功すると、BotFatherが API Token を返してくれます。

BotFatherの返信
Done! Congratulations on your new bot. You will find it at
t.me/my_claude_code_bot.

Use this token to access the HTTP API:
123456789:AAHfiqksKZ8WG9lB3x7TkVpC_example

Keep your token secure and store it safely...

この 123456789:AAHfiqksKZ8... という文字列がトークンです。

🔑 トークンとは
トークンは「Botの鍵」です。この鍵があれば誰でもBotを操作できてしまうので、パスワードと同じように他人に見せず、大切に保管してください。この文字列をコピーしておきます。
絶対に他人に見せないでください。 このトークンがあれば誰でもあなたのBotを操作できます。パスワードと同じ扱いです。SNSに貼らない、GitHubにコミットしない、Slackに貼らない。トークンをクリップボードにコピーしておきます。

Step 3: Claude Codeにプラグインをインストール

📦 このステップの意味
スマホにアプリを入れるのと同じです。Claude CodeにTelegram連携用の「アプリ(プラグイン)」を入れます。

注意: 以下のコマンドは「ターミナルの中」ではなく「Claude Codeの中」で入力します。ターミナルで claude と入力してClaude Codeを起動してから、その対話画面の中で入力してください。

ターミナルでClaude Codeを起動し、以下のコマンドを実行します。

Claude Code 内で実行
/plugin install telegram@claude-plugins-official

「プラグインをインストールしますか?」という確認が出たら承認してください。


Step 4: Botトークンの登録

プラグインのインストールが完了したら、Step 2で取得したトークンを登録します。

Claude Code 内で実行
# 自分のトークンに置き換えてください
/telegram:configure 123456789:AAHfiqksKZ8WG9lB3x7TkVpC_example

成功すると以下のような表示になります。

出力
Token saved to ~/.claude/channels/telegram/.env (chmod 600)

chmod 600 というのは「ファイルの持ち主だけが読み書きできる」というセキュリティ設定です。トークンが他のユーザーから読まれるのを防いでいます。

ここまでの確認
トークンが保存されたというメッセージが出ればOKです。さきほどコピーした「Botの鍵」をClaude Codeに渡して、安全な場所に保管してもらいました。

4-1. トークン登録の確認

引数なしで実行すると現在の状態を確認できます。

Claude Code 内で実行
/telegram:configure

# 出力例:
Token: 123456789:... (set)
DM Policy: pairing
Allowed senders: 0

Step 5: チャンネルモードでClaude Codeを起動

ここが通常のClaude Code起動と異なるポイントです。Telegramチャンネルを有効にするには、チャンネルフラグ付きで起動する必要があります。

🔄 なぜ再起動が必要?
Claude Codeを普通に起動しただけではTelegram連携はオフのままです。「Telegramも受け付けるモードで起動してね」という指示を付けて起動し直す必要があります。以下のコマンドをターミナル(Claude Codeの外)で実行してください。

一度現在のClaude Codeセッションを終了し、以下のコマンドでターミナルから再起動します。

Terminal(シェルから実行)
claude --channels plugin:telegram@claude-plugins-official

起動すると、裏でTelegram Botが立ち上がり、メッセージを待機する状態になります。

重要: Claude Codeが起動している間だけBotが応答します。PCをスリープしたりClaude Codeを終了すると、Telegram側のメッセージには応答しなくなります。

Step 6: ペアリング(自分のTelegramアカウントを紐づける)

セキュリティのため、Botは最初は誰のメッセージにも応答しません。まず自分のTelegramアカウントをBotに「ペアリング」する必要があります。

🤝 ペアリングとは
Bluetoothイヤホンをスマホに初めてつなぐときの「ペアリング」と同じです。「このスマホ(Telegramアカウント)からのメッセージは信用していいよ」とClaude Codeに教える作業です。

6-1. BotにDMを送る

Telegramアプリで、Step 2で作成したBot(@my_claude_code_bot)を検索して開きます。チャット画面で何かメッセージを送ります。

Telegram チャット
こんにちは

6-2. ペアリングコードを受け取る

Botから6文字の英数字コードが返ってきます。

Botからの返信
Pairing code: a4f91c
Share this code with the assistant to connect.

6-3. Claude Code側でペアリングを承認

PCのClaude Codeに戻り、以下を実行します。

Claude Code 内で実行
# 実際に表示されたコードに置き換えてください
/telegram:access pair a4f91c

成功すると、TelegramのBotから確認メッセージが届きます。

Botからの返信
Paired successfully. You can now message the assistant.

6-4. 動作確認

Telegramで何か質問を送ってみましょう。

Telegram チャット
今日の日付を教えて

数秒後、Claude Code経由で回答が返ってきます。これでペアリング完了です。


Step 7: アクセスをロックダウンする(必須)

ペアリングが完了したら、必ずアクセスポリシーを allowlist に変更してください。

🔒 なぜロックダウンが必要?
今の状態は「玄関の鍵が開いている」のと同じです。Botのユーザー名を知っている人なら誰でもペアリングを試みることができます。自分のペアリングが終わったら、すぐに鍵をかけて(ロックダウン)他の人が入れないようにしましょう。これは絶対に忘れないでください。

初期設定の pairing モードでは、誰でもBotにDMを送ればペアリングコードを取得できてしまいます。自分のペアリングが完了したら、新しいペアリングを受け付けないようにロックします。

Claude Code 内で実行
/telegram:access policy allowlist

# 出力:
DM policy set to "allowlist".
Only senders in the allow list can reach the assistant.

これで、許可されたユーザー(あなた)以外からのメッセージはすべて無視されます。

これを忘れると、Botのユーザー名を知っている人なら誰でもあなたのClaude Codeにアクセスできてしまいます。 ペアリング完了後のロックダウンは必須です。

チームメンバーを追加する場合

他の人にもアクセスを開放したい場合は、以下の手順で追加できます。

方法1: ペアリング経由(推奨)

Claude Code 内で実行
# 1. 一時的にペアリングモードに戻す
/telegram:access policy pairing

# 2. 追加したい人にBotへDMしてもらう → コードを受け取る

# 3. コードを承認
/telegram:access pair [受け取ったコード]

# 4. 全員追加し終わったら再度ロックダウン
/telegram:access policy allowlist

方法2: ユーザーID直接追加

追加したい人のTelegramユーザーID(数値)がわかっている場合。

Claude Code 内で実行
/telegram:access allow 412587349
ユーザーIDの確認方法: Telegramで @userinfobot にDMすると、自分のIDが表示されます。

設定のカスタマイズ

リアクション(既読表示)の変更

Botがメッセージを受け取ったとき、デフォルトでは目のリアクションがつきます。変更・無効化できます。

Claude Code 内で実行
# リアクションを変更
/telegram:access set ackReaction thumbsup

# リアクションを無効化
/telegram:access set ackReaction ""

メッセージの分割方法

Claude Codeの回答が長い場合、Telegramの制限(1メッセージ4096文字)に合わせて自動分割されます。分割の仕方を変更できます。

Claude Code 内で実行
# 段落区切りで分割(デフォルト・読みやすい)
/telegram:access set chunkMode newline

# 文字数で機械的に分割
/telegram:access set chunkMode length

グループチャットでの利用

1対1のDMだけでなく、Telegramグループに追加して使うこともできます。

Claude Code 内で実行
# グループを追加(グループIDはマイナス値で始まる数値)
/telegram:access group add -1001654782309

# メンション必須にする(@bot名 で呼びかけたときだけ反応)
/telegram:access group add -1001654782309 --no-mention
グループIDの取得方法: Botをグループに追加した後、グループでメッセージを送ると、サーバーログにグループIDが表示されます。

チームメンバーを追加したい場合

他のチームメンバーにもTelegramからClaude Codeを使えるようにするには、以下の手順でエンジニアに依頼してください。

👥 チーム追加の流れ
  1. エンジニアにロックダウンを一時解除してもらう
  2. 追加したいメンバーがBotにDMを送る(コードが表示される)
  3. エンジニアがそのコードをClaude Codeに入力して承認
  4. 全員分が終わったら再度ロックダウン

詳細な手順は、右上のトグルでEngineerモードに切り替えると確認できます。


トラブルシューティング

Botがメッセージに応答しない

確認ポイント 対処法
Claude Codeが起動しているか claude --channels plugin:telegram@claude-plugins-official で再起動
チャンネルフラグを付けて起動したか --channels なしで起動するとBotは動かない
トークンは正しいか /telegram:configure で確認。(set) になっているか
ペアリングは完了しているか /telegram:access でallowlistに自分のIDがあるか確認
ポリシーが disabled になっていないか /telegram:access でdmPolicyを確認

ペアリングコードが期限切れ

ペアリングコードの有効期限は 1時間 です。期限が切れた場合は、もう一度BotにDMを送れば新しいコードが発行されます。

「409 Conflict」エラー

同じBotトークンで2つのプロセスが同時にポーリングしている場合に発生します。Claude Codeのセッションが1つだけ起動していることを確認してください。古いセッションが残っている場合はターミナルを閉じて再起動してください。

トークンを変更・削除したい

Claude Code 内で実行
# トークンを削除
/telegram:configure clear

# 新しいトークンを設定
/telegram:configure [新しいトークン]

トークン変更後はClaude Codeの再起動が必要です。

上記を確認しても解決しない場合は、エンジニアにトラブルシューティングを依頼してください。右上のトグルでEngineerモードに切り替えると、より詳しいトラブルシューティング情報が表示されます。


セキュリティ上の注意点

項目 説明
トークンの保管 ~/.claude/channels/telegram/.env に保存、パーミッション600(所有者のみ読み書き可能) 安全な場所に自動保管されます。手動での管理は不要です
ペアリング後のロックダウン allowlist ポリシーに必ず切り替える
メッセージの信頼性 Telegram経由のメッセージにはプロンプトインジェクションのリスクがある。Claude Codeの権限リクエスト(ファイル編集の許可など)は内容をよく確認してから承認する Claude Codeが「ファイルを編集してもいいですか?」と聞いてきたら、内容をよく読んでから承認してください
共有PC 他の人もPCを使う環境では、Claude Codeを起動しっぱなしにしない
Bot username BotのユーザーID(@my_claude_code_bot)自体は公開情報。ロックダウンしていれば知られても問題ない

まとめ

🎉 おつかれさまでした!
これで設定は完了です。スマホのTelegramアプリからBotにメッセージを送るだけで、Claude Codeに質問や指示ができるようになりました。

覚えておくポイント:
必要なもの:
  Bun(実行エンジン)
  Telegramアカウント + アプリ
  BotFatherで作成したBot Token

セットアップ手順:
  1. /plugin install telegram@claude-plugins-official
  2. /telegram:configure [トークン]
  3. claude --channels plugin:telegram@claude-plugins-official で再起動
  4. TelegramでBotにDM → ペアリングコード取得
  5. /telegram:access pair [コード]
  6. /telegram:access policy allowlist必須

運用ポイント:
  Claude Codeが起動中のみBotが応答する
  allowlist以外のポリシーで放置しない
  チームメンバー追加時は一時的にpairingに戻し、完了後すぐロックダウン

外出先やミーティング中でもスマホからClaude Codeに指示を出せるこの仕組みは、一度使い始めると手放せなくなります。セットアップ自体は15分程度で完了するので、Claude Codeをすでに活用している方はぜひ試してみてください。

$ _